あくたばろぐ

作者の人格と作品を分けて考えられないひとは見ない方がいいです。

星キャラ紹介

貝です。

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よく寝ました。

ラッキー8なのでキャラ紹介を始めます。

まずはこれまでのカウントダウンで出そろっているメンバーから。

 

カウントダウンの数字とキャラクターはそれぞれ太陽を除いた全天で明るい恒星の順番になっています。

上から順番に一等星と呼ばれる明るさの星は21個。そんな一等星の星たちを紹介していきます。

 

 

知名度は高いけれども日本からはなかなか見ることのできない南天の星座、

みなみじゅうじ座から

アクルックスくんと

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ベクルックスくん

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です。

 

彼らが形作るみなみじゅうじ座は全天で一番面積の星座ですが明るい天体や星雲が軒を連ねる豪華な星座でもあります。ニュージーランドなどの南半球の国の国旗に描かれたりもしています。日本からは沖縄以南で地平線すれすれにのぼってきます。

星座のことはまぁさておき、

アクルックス、ベクルックスの名前はそれぞれαCrux、βCruxからきています。

これはラテン語による星座の学名Cruxと、その星座を構成する星々を明るい順からギリシア文字のαから順につけたときのものになっています。

学名とこの光度順のギリシア文字を組み合わせたものをバイエル名と呼んだりします。

 

アクルックス、ベクルックスはミモザ(おじぎそう)という別名があるようなのですが文献によってどちらを指す名前かが曖昧なようです。位置はこんなかんじ

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貝は極力、名は体を表すをポリシーにキャラを考えるのでこの二人はまぁもう考え辛いったらありゃしねぇでしたが、みなみじゅうじの名のもとに十字といえば~でアクルックスくんは牧師さん、ベクルックスは病院ということで入院患者です。

 

アクルックスくんじつは三つ子で、三つの恒星がお互いぐるぐるまわりあっています。

ひとつはメインのアクルックスくん(主星)ととってもちかく、もうひとつはちょっと離れたところにいます。

なのでキャラの絵でもそんなふうに描いてあるのであぁこれか……って思っておいてください。

 

ベクルックスくんが医者でなく入院患者なのは、ベクルックスくんそのものが星の一生の最終段階にあるといわれているからです。

脈動的に明るさを変える変光星と呼ばれる星の一種です。

 

さてこのみなみじゅうじ座の反対側(?)に位置する一等星、

アケルナルです。

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冬の星座エリダヌス座の最南端に位置する、エリダヌス座でいちばん明るい星です。

エリダヌス座そのものは日本のほとんどの範囲から見ることのできる星座で、オリオン座の足元あたりから始まっているのですが、このアケルナルはその南端がゆえに鹿児島以南からしか見ることができません。なので明るさと星座の有名さにもかかわらずアケルナルの知名度は低いようです。

そんなアケルナル、じつはめちゃくちゃ高速で自転しております。

私たちの太陽ももちろん自転していますが、太陽は星で言うと中年で、自転速度もおちついています。

ですがこのアケルナル、とても若く、そしてとてもでかく、とても高速で自転しています。

自転が速すぎて真ん丸なはずの星の体が遠心力で横に伸びてしまってラグビーボールのような形になってしまっています。

なんと50%も伸びてしまっているらしく、あと数分自転が速いと体内の星の成分を自らまき散らして自滅するのだとか……

ですがとしをおうごとに自転速度は落ちるようなので、これから自滅することはないですね、安心。

 

名前の意味は「川の果て」川をイメージしています。

持っている網は、死体をすくう網です。

気になる方はギリシャ神話のエリダヌス川について調べてみてください。

 

 

今回はこのみっつでおしまいです

 

お星さま読者様、いつもありがとうございます。