あくたばろぐ

作者の人格と作品を分けて考えられないひとは見ない方がいいです。

星キャラ紹介

貝です。

キャラ紹介していきます。

今回は今からシーズン到来の冬の星です。すでに紹介しているカペラ、ポルックスアルデバランも冬の星ですがたぶんいちばん有名なのをやっと紹介します。

冬の大三角です。

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おおいぬ座シリウスこいぬ座プロキオン、オリオン座ベテルギウス三星をむすんでできる三角形のことです。夏の大三角の次ぐらいには有名なんじゃないかなぁとおもいまっす。

冬の空は一等星がなんと七つもあって二等星も多くとても見応えと神々しさを感じるので好きです。見やすいですし。

なので星座を探すのになれるのにはもってこいだと思います。星座を探すサイトはたくさんあるのでそのへんはここではやりませんがぜひしっかり防寒して星空ウォッチしてみてください。

 

星の紹介ですがシリウスは次回にまわしたいとおもいます。

 

まずはこいぬ座プロキオン

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貝のラッキーナンバー8番目に明るい星です。

地球からわりかし近く、肉眼で見ることのできる太陽以外の恒星のなかでは三番目に近いです。光が一年で到達する距離のことを一光年といいますがプロキオンは地球から11光年のところにあります。以前紹介したデネブがとても遠くにあるからすこし暗く見えるのとは逆に、近いから明るく見えるともいえます。

プロキオン二重星、双子の星で、主星のプロキオンAは主系列星といってとてもメジャーなタイプの星なのですが、伴星双子の弟ともいえるプロキオンBは白色矮星といってとても小さくあんまり明るくない星です。白色矮星というのはとても高密度の星でプロキオンBは大きさは地球より少し大きい程度なのですが質量はなんと地球の20万倍。貝の参考文献には角砂糖一個分が2tに相当するそうな。

白色矮星は星が大爆発なりガスをまき散らすなりして寿命を迎えたその後の姿なので、プロキオンBはミイラないしゾンビの姿になっています。

名前の意味は「犬の前に」ですが、ゾンビと戯れる少年ってめっちゃええやんとおもってしまった貝はプロキオンを見目麗しい少年にしようとたくらみました。その結果です。

 

 

次はオリオン座ベテルギウス

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ここ最近世間をにぎわせていた死にかけです。

というのも、このベテルギウスとても巨大な赤い星なのですが、恒星というのは生まれた時の質量で寿命が決まってしまうもので、ベテルギウスは誕生からバカでかい質量をもってうまれてしまったばかりに短い人星をかけぬけている星の一つなのです。

太陽はさきほどのプロキオン同様主系列星といってメジャーなタイプの星で、ざっと50憶年ぐらい生きるかなーというぐあいなのですが、このベテルギウスは3000万年ほどで死んでしまうのです。以前紹介したアンタレスもそんなかんじです。

ベテルギウスが死んだ場合、オリオン座の右肩には満月ぐらい明るい天体が輝くことになるそうな。うーん見たい。

名前の意味は「巨人のわきの下」巨人とはオリオンのことです。ですがこのベテルギウスという名前とその意味は、今でこそ定着していますがもとはアラビア語で「ジャウザーの手」、ヤド・アル=ジャウザーというのがもとだったようですがどうにか読み違えてしまったりして現在のベテルギウスが定着してしまったよう。

ジャウザーというのはアラビアの女性名詞でアラビアでのオリオン座における人物の名前のようです。ここから女性にしようとおもったかどうかは今はちょっと思い出せないです。

 

そんなオリオン座にはもう一つ一等星があります。

左足のところに輝く青白い星、リゲルです。

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日本ではこのリゲルの白とベテルギウスの赤を平家、源氏と見立てていたり、明るい順につけられるはずのバイエル名のαがリゲルではなくベテルギウスについていたり(理由としては赤いからというのがあるらしい)と、なんとも因縁深い星々です。展示絵でもにらみあってたのはそのせいです。

リゲルは三連星で、抱いてるお人形のような物体は伴星です。

死にかけロりババアベテルギウスに対応してぴちぴちメンヘラJKにしようとした結果です。

 

 

貝のこのキャラ紹介は、じぶんで書いててなんなのですがキャラ紹介というより星そのものの紹介になっているとおもいます。でも、星そのものの紹介をしていても、どれもみんな個性豊かでしょう。

星キャラたちは、これらの物理的、文化的側面を考慮してキャラクターとしてでざいんされていますが、貝はこいつらを貝独自の創作世界にぶっこんで動いてもらうので性格やらなんやらはこの創作設定上で勝手に付与されていくものだと思っています。まだ星キャラたちのおおくはデザインされたばかりですので独自設定の中でどうなっていくかはこれからのお楽しみなのです。

 

次回でキャラ紹介はいったんおしまいです。貝の創作設定もこれから紹介できればとおもいます。

 

お星さま読者様、いつもありがとうございます。